ギターの調整をしてみよう

 

レッスンをやってるといろんな人のギターを弾く機会がある訳ですが、自分でギターの調整してる人の割合は自分が教えて来た経験だと殆ど居ないんですよね。

 

 

大体逆反りしすぎちゃって音が詰まりまくりのパツパツになってしまったり、順反りしすぎて弦高が凄く上がってしまったりと言うギターを良く見ますし、試しに教室にあるギター弾いて貰うと「こんなに弾きやすいんですか!」と言う感じになります。ちゃんと調整されたギターで練習すると正しいタッチも身につきますから勿論オススメではあるのですが、特にネック調整なんかは怖くて触りませんと言う方が殆どですね。

今回は私が思う効率的なギターの運用と言うものがありますのでそれを紹介します。

まず日本には四季があり、外気の湿気に応じて木の水分量が変わります。これによってネックが動く事になります。

一般的には普通に調整されていれば

  • 湿度が高い時期には木が膨張して逆反りに
  • 湿度が低い時期には木が収縮して順反りに

なります。

 

 

これにどう対応するかと言う事ですね。

まずはリペア屋さん等に行ってネック調整や弦高調整、必要があればフレットの擦り合わせ等をして自分がベストだと思うセッティングを一度作ってみましょう。リペア屋さんに行かないといけない訳は大半の人はギターのベストな状態ってのがそもそも分からないと思うので、そこは一度プロに任せてしまいましょう。具体的にはネックがまっすぐかほんの少し順反りで弦高を下げてもビビらないと言う状態が良い状態と言えます。この状態をいかにキープしていくか、と言う事ですね。

さて、せっかくのベストな状態のギターですが大半のギターは季節でネックが動いてしまいます。その場合順反りになれば弦高が上がって弾きづらく、逆反りになれば弦高が下がってビビったりします。ここで変に弦高を調節せずに・・・

ネックの反りを調整してベストな時の弦高に戻す

と言うのをやってみてください。

ギターの構造上ブリッジの弦高調節の部分は勝手に上がったり下がったりしません。変化があるのはネックの方でそれにより弦高が上がったり下がったりしています。ですのでそちらを調節すると。

手順としては

 

例えばベストな状態の時弦高が1.5mmだった。

それが1.7mmに上がっていた。(つまり0.2mm分順反りした訳ですね)

そしたらロッドをちょっとだけ締める(1/4回しの半分位です)

足りなかったら翌日にまたちょっと締めて最終的に1.5mmになるまで締める

 

そんな感じで運用していくととても楽に管理出来ます。正しく調整出来てれば梅雨時期に逆反りしてビビりがちになり、冬になると弦高上がるのでその都度調整する様な感じです。ちょっとづつ回す理由はロッドがネックに効いてくるのが時間かかる場合もあるので、回しすぎるとその日はちゃんと仕上がってても翌日逆反りになりすぎてたりするので1日1回1/4回しの半分位が良いと思います。

弦高いじるまえにネックの調整を

と言う事ですね。ネック調整じゃなくて弦高いじって対応してると上手く行かなくてドツボにハマってしまう可能性が高いです(何度もハマってその都度プロにやり直して貰いました。)

リペア屋さんって行った事ないし、何処にあるんですか?と言う人は紹介も出来ますから聞いてみてください。