All the Things You Are on ドロップ2ボイスリーディング

この記事までに8回あったDrop2 Voicingの説明ですが、とりあえず今回で基礎編がひと段落します。お疲れ様でした!

残りのフェーズは実際のスタンダードソングでVoice Readingしてみると言う事になります。この後は説明と言うよりいろんな曲でとにかく沢山弾いて慣れるのが重要ですね。技術的に弾けると言う事と同じくらい頭の中で鳴ると言う事が大切ですので、とにかく何度も弾いて、聴いてサウンドを覚えると言う感じです。とにかく自分の好きな曲やレパートリーの曲でDrop2 Voicingで弾いてみてください。

今回はAll the things you areのコード進行を使ってDrop2 VoicingでVoice Readingをしてみましょう。

まず基本的な感じでやってみます。

 


 

All the Things You Are on Drop2 Voice Reading

 

美しいですね。これでも充分良い感じ。レンジは切りの良い所で乗り換えたりして弾いています。レンジを切り替えるタイミングは4小節とか8小節とか切りの良い所が一般的でキャッチーだと思います。勿論自分のセンスで良いです。

何故レンジ変えなきゃいけないのか?と言うのはバンドでベースがいる場合ですと、低音域に行き過ぎたヴォイシングはベースとバッティングする場合があります。この辺は経験してトライアンドエラーで積み重ねるしかありませんが、現場でなんかバッティングしてると思ったら音域変えてみるとか必要になるかもしれません。つまり中音域や高音域でもヴォイシングは把握している必要があります。

次に二分音符でやってみましょう。上がったりも併用しつつやってみます。

 




All the Things You Are on Drop2 Voice Reading2

 

より実際の演奏に近い感じになりますね。これ2分音符縛りで弾いてますが、リズミックにコンピングしたらこれで充分ええかって感じになると思われます。

こんな感じで好きな曲とかでやってみると良いですね。

自分がDrop Voicingを覚えた後に思った事ですが、こういったVoicingが自然とインプロヴァイズして出てくるのは意外と時間がかかります。

何故なら手で覚えるだけじゃなくて頭の中でも鳴らないといけないからで、昨日覚えました!的なVoicingをいきなり曲中で使うと前後の脈絡がなかったりして上手く行かない場合多いんですね。自分の演奏内容と離れた事やってる場合もあってサウンドに乖離があったりする。自分の歌として出てくるまでには時間かかりますね。ですので何度もやって頭の中でサウンドが鳴るまで続けるのがオススメですねー。

Drop Voicingのマイスターである

  • Lage Lund
  • Ben Monder
  • Mick Goodrick

辺りを聴いてみるのもオススメします。音楽としてどうゆう風にワークしているか分かると、自分が音楽として使う時にイメージしやすいですよ。