Julian Lageのセミナーの動画を見ていたらこんな練習を紹介していました。
とてつもなく素晴らしい演奏です。ただのメジャースケールなのに!
しかし最後の「このように練習すると良いのではないでしょうか?」の後に誰しもが
「出来るかー!!!」
と叫びたくなる事でしょう(笑
しかしこの練習はかなり実践的で役にたつなあと思い最近やっています
彼の意図に沿っているのかは分かりませんが、自分なりに理解したこの練習方法のメリットややり方を解説したいと思います。
この練習は
メジャースケール内に内包しているインターバル、グルーピング、トライド、オープントライアド、4声のコード、特定のインターバルやコードパターン、ダイナミクス、タッチ等その他自分が練習してきた全てを統合して行うスケール練習
です。
自分が良い感じだと思う具合に混ぜて行います。それが故に実践的であり、Julian Lageがやったかの如く凄く音楽的になる可能性もあります。実際の演奏で、ドレミファソラシドって弾く事ってほぼ無いですよね?例えばここはメジャースケールで弾こうって思っても、その枠の中で最大限かっこよくなる様に弾く訳だから、それを練習でもやってしまおうと。メジャースケールと言う枠の中で音楽的に弾いてみようと言う事ですね。
ですので自分が今まで練習してきたものの集合体でしか弾けないので人によって仕上がりはかなり異なるのだと思います。
自分の弾けるもので音楽的に統合出来るように目指す、今日はタッチを意識しよう、ダイナミクスをつけてみよう、スケールライクに弾く、コード中心に弾く、その時弾きたい仕上がりを目指す。足りない要素があると思えばそれを別個で練習して統合する。
最初は楽器をコントロール出来るゆっくりなテンポから練習するのがオススメです。
面白い練習なので、是非やってみてください!