Melodic Minor Modes

メロディックマイナーです。

ジャズを志すみなさんはメロディックマイナースケール及び、その派生スケールを練習しましょう。

ジャズではこのスケールの重要さは群を抜いています。メジャースケールは練習せずともなんとなく出来るようになったりするものですがメロディックマイナーはまったくそんな事無いので、もうメジャースケールの練習とか一切しないで全部メロディックマイナーだけやってても良い位です。

何故そんなに重要か?と言いますとジャズをジャズだと印象付けているハーモニーの代表的なものがこのスケールから導かれている為です。勿論シンプルなメロディーでジャズを弾く事も出来ます。しかしそれでジャズなフィールを出す事はメロディックマイナーを弾いてジャズのサウンドを弾く事の何十倍も難しいです。最終的にはそれが出来るのが理想ですよ。

詰まる所ジャズを始めたばかりの方がやった方が良いのは、如何にキー一発のメジャースケールやペンタトニックから脱却するかって事ですね。スケールを弾くならメロディックマイナー派生スケールです。後はコードトーンでOK。

そして、そうゆう事か!と理解して「メジャースケール絶対弾かねえぞ!この野郎!」と思ってアドリブしても実際は中々そうはいかないと思います。いかにメジャースケール的なメロディー感やハーモニー感が染み付いてるかって事ですね。と言う事でスケール練習はほぼメロディックマイナーだけやってる位でちょっとづつ出来てくるって感じだと思いますよ。

それではまずはスケールの紹介から。

メロディックマイナーはこんなスケールです。

 

 

メジャースケールの3番目の音が半音低いマイナースケールです。ジャズマイナースケールとも呼ばれる事があります。そしてメジャースケールにもドリアン、リディアン等の派生スケールがあるようにメロディックマイナーにもあります。

メロディックマイナーの派生スケールはこのようになっています。

 

 

Melodic Minor Scale

 

以上の7つのスケールがあります。

ひとつづつ見ていきましょう。

 

まず素のメロディックマイナースケール。-7や-maj7コードで使用出来ます。

 

2番目の音から始めるスケールはDorian b9スケールです。これだけは余り使いません。

 

3番目の音から始めるスケールはLydian Augmentedです。maj7#5コードで使用出来ます。コンテンポラリーでは頻出コードです。このコードの和声感はコンテンポラリー好きなら確実に聞いている位良く使われます。

 

4番目の音から始めるスケールはLydian b7です。これはII7や裏コードの7thコード全てで使用します。と言う事でトラディショナルなジャズをやる上でもそうでなくても必須スケール。超重要。

 

5番目の音から始めるスケールはMixolydian b6です。余り使いませんが、ドミナントの時にオルタードの代わりにこちらを使用しても面白いです。

 

6番目の音から始めるスケールはLocrian #2です。-7b5コードの時に使用します。Locrianにナチュラル9thが入ったサウンドですが、モダンジャズ以降では良く使われる音使いで、今や定番です。

 

7番目の音から始めるスケールはAlteredです。7thコードでオルタードテンションが使える時に使います。ジャズの最重要スケールです。これをかっこ良く弾くって事がジャズのフレーズだって言っても言い過ぎじゃない位の最重要スケール。

 

以上の7つのスケールです。ジャズでは良く使われるスケールが揃っています。だから重要なんですねー。

次回以降はポジションとスケール練習の方法を紹介します。